401: 修羅場家の日常 2006/08/14(月) 18:13:54 ID:6gu1i8+i
俺は何もしていないから、
武勇伝とはちょっと違うかもしれないけど
とある会合で酒を飲んで、
ちょっと物足りなかったので
知り合いが営む和食料理屋に行った。
カウンターには会社員風の先客が3人。
50代が1人と30前半くらいのが2人。
50代の隣にひとつ椅子をあけて俺が座った。
30代のうち一人は
話に相槌と愛想笑いをするくらいで無口。
もう一人はオクターブ高い猫なで声でしゃべる、
まるっきり太鼓もちみたいな奴で。
手を揉みながら
「ええ~、まったくもってそうですよねぇ~。
部長のおっしゃるとおりですよね~」
なんて言ってるもんだからおかしくって、
(うわ、本当にこんな奴いるんだ)って思って
最初は聞き耳をたててたんだわ。