19a12c42.jpg

86: 修羅場家の日常 2012/02/20(月) 10:24:07.14 ID:z0Qxzyp3
My出産話。

旦那立ち会いの元、小さな産婦人科で産む事になった。
が、私の衰弱が酷く、赤さん出る!という場面では容態がやばかったらしく
男の医師が駆り出され、旦那はパニック状態だった。
私はしっかり意識があったんだが、なんというか
体と精神がちぐはぐになってるような奇妙な状態に陥ってた。
慌てすぎだろ~と旦那の方を見ていたんだが、後で聞くと目の動きがヤバかったらしい
で(私的に)微笑まし気に眺めていた旦那だが、混乱のあまり突然、
何か機材のような物を持ったままの医者(男)につかみかかり、
その白衣の上からティクビのある辺りにむしゃぶりついた。
私に向かって「ほらあっ!!ほらあっ!!」と叫びつつ見せつけてきた。
医者と助産師さんがあわてて「旦那さん落ち着いて!とか言ってた。
その様子に「べへっ!べへへへっ!」みたいな気持ち悪い笑い声を上げてしまって、
腹筋に力が入った勢いで赤ん坊の頭が出て、助産婦さんの助けで無事産むことができた。
私もその後何事も無く回復した。
旦那に何故あんな奇行に走ったのか聞くと、曰く
腐女子のお前を喜ばせてこの世に留まらせようとしたと思う、らしい。
あの後我に返った旦那はすごく謝ってたが、医者も「混乱してたらそんなこともありますよ」と。

そんなようなことを思い出して、自分は幸せだと思った。

続くを読む