702: 修羅場家の日常 2016/04/25(月)17:57:55 ID:LX3
大学生の時付き合った彼。
すごく爽やかな人で、友人時代も長かったし、
「この縁が長く続くといいなぁ」なんて思ってた。
でも、付き合い始めてすぐに「アレ?」と思うようなことが続いた。
ある日彼と喫茶店で
映画談義(お互い映画鑑賞が趣味)に花を咲かせていた時。
楽しくお喋りしていたら、
彼の後ろ側にある席に座っている女性がチラチラ私の方を見てくる。
不思議に思っていると、
テーブルに置いた私の手にポタっと赤い雫が。
ビックリして手鏡をみたら、鼻血。
しかも鏡をのぞき込んだ拍子にタラタラと流れ落ちてきた。
結構な量だから何滴もテーブルに落ち、
思わず鼻を抑えてしまって手も真っ赤。
驚いて「は、鼻血でた!」と彼に話しかけたら、
「うん、さっきからね。それでさ~」
ええ?気づいてたならいってよ!と思いつつも、
普段鼻血なんて出ない私はプチパニックになり、
とりあえずテーブルにあった紙ナプキンで鼻を抑え、
テーブルの上の血を拭いた。
でもナプキンじゃうまく拭ききれなくて
(ティッシュも持っていたけどバッグの中だったので、
取り出せない!と思ってしまった。
今思うと彼にお願いすればよかったんだけどね。)、
ゴシゴシやると余計広がり…と1人でバタバタしてる間中、
彼はそれまでと変わらぬテンションでずっと話しかけてくる。