963: 修羅場家の日常 2016/02/26(金)15:43:50 ID:ImF
いまだに思い出してむかむかする話
ソロツーリングで釧路に泊まりでセルフ炉端焼き屋で
一人黙々と美味い物を焼いて食っていた
ホッケやらイカやらホタテやら牡蠣うまいなぁと思っていたが
一人ではちとさびしいなぁ
と、隣の男三人女一人のグループが声をかけてきた
「旅行ですか?1人だったら一緒に食べませんか?」
喜んで、と同席した。
年齢は私と同い年±3程度の20代後半の同年代グループ
男二入女一人は道民、一人は東京。
SNSだかの絡みで今回会って飲むことになったらしい
で、旅路と感想、どこに行くべきか食べるべきかなどなど
話はそこそこ盛り上がったのだが、
東京から来た男が
「さっき、ホッケの皮食べてたでしょ?」
と聞いてきたので
「ええ、食べましたよ?
炭で炙ってぱりぱりになったところを食べるのは
とてもおいしいんですよ?
魚の骨や頭もそうして食べますが・・・?」
と言うと
「面白かったので写メ撮りましたよ」
と、ホッケの皮を食べている私の写真を見せてきた
「・・・・」
怒りかそいつの育ちの悪さか、相手の無知か、
自分がひょっとして間違っているのか、
にしてもとにかく頭が混乱してなにも言い返せなかった。
で、そいつらはぼちぼち次の店に行くってんで、
余った食券をくれたが
帰りしなに
「ほら、俺が食べたホッケの皮余ってるから、食べなよハハハ」
とか言い出したのでさすがに
「あほか、なんで人の食いさし食わなあかんねん」
と言えた
ずっとその事が去年までもやもやもやもや残っていた
で、何故そのもやもやが去年までかというと
去年、礼文島に行った時
炉端焼き屋さんでホッケのチャンチャン焼きを頼んだ
とても美味しくばくばくとスピーディーに身を一通り食べた、
と思ったらオヤジさんが
ちょっと貸して、と私のほっけの皮を取りあげ、
背びれの所の小骨を取り
皮を炙ってくれた
私「やっぱり皮も食べますよねぇ?」
オヤジさん『皮も美味い、これ食わないと損だよ』
私「ですよねぇ、炙ってカリカリにしたのが好きで・・・」
オヤジさん『炙るのは片面だけだ、脂が抜けきってしまうのはもったいねぇ』
そうですか、ちょっと反省。
でも溜飲が下がった経験でしたとさ
自分的にめでたしめでたし
引用元: その神経がわからん!その17