
結婚記念日なので年寄りの昔話を書かせて。
今から約40年前、
今の旦那を両親に合わせたら父(故人)に大反対された。
理由は公務員だから。
父は公務員を税金ドロボーと言って忌み嫌ってた。
「反対されようと結婚する」と父と言い合ってたら、
DV父に殴られ続けて無気力化してた母(現在80代)が
何年振りかに口を開いて味方してくれた。
「私は愛のない結婚をして辛かったから、
娘くらいは好きな人と暮らさせたい」と。
母は親の借金のカタに
父と無理やり結婚させられたという気の毒な人で、
しかも父はDV浮気あたりまえの甲斐性なし。
そんな母が
「娘くらいは好きな人と」なんて言うから
ホロっとした。
父は対照的に口ポカーンと開けてたけれど、
真っ赤になって怒りだした。
「愛情がないとかよく言えたな!!」だって。
いや借金のカタで売り飛ばされたようなもんだし、
DV浮気稼ぎなしの夫に愛情持てる女いないでしょ…
そう思ったから「愛されてたと思ってたんだ(笑)」
つるっと言ってしまった。
父に張り飛ばされる私。
そして旦那にぶん殴られて
吹っ飛ぶ父(「咄嗟に手が出た」旦那談。
以後一度も暴力はふるってないです、念のため)
殴られて急にしおしおになった父に
「とにかく結婚するから」と宣言し、
母に「いやになったら
いつでも頼ってきて」と言って実家を出た。
母は結局家を出なかったけど、
2年後に父は飲み屋で脳出血を起こしてシんだ。
その後母の鬱は少しずつよくなり、
今も実家に一人で元気に住んでる。
父がシんで10年以上経って母から聞いたんだけど
父は「母が自分を愛してない」って
事実がものすごく我慢ならなかったみたいで、
あの一件以来父は毎日のように
「おまえは俺がいなきゃ駄目だろうが!」
「俺に惚れとろうが!」って言ってたらしい。
母はそのたび無視して工場に通い、
父はそのうち帰ってこなくなって、
ある日飲み屋から電話が…だったそうな。
父を哀れに思わないでもないけど、
やっぱ神経わからんなーと思う。
>>693
お父様にもそれなりのバチが当たったんだね。
DVする人って「ここまでやっても俺は愛されてる」って
謎の自信があるというか、
甘えていて相手を思いやれないんだよね。
旦那さん、勇気があってかっこいいね!
>>693
凄く濃い話だ
まるで1冊の小説が書けそうな内容
引用元: その神経がわからん!その67