948: 修羅場家の日常 2012/06/02(土) 14:44:59.59
俺の働いてた会社が倒産した。
まあもとから吹けば飛ぶような中小企業だったんだが、
リストラ&無職という響きにこたえ俺は嫁にはいえなかった。
子供も小さいし、
2ちゃんねるの鬼女板では
夫はATMとかよく聞くし(嫁にそんな素振りはなかったが)
嫁のこと愛してるのに
ATMすらになれない俺の価値って…
ていうか嫁のためにも
どっかで死んだら保険入るくね?
再就職できるかどうか分からない俺は
嫁と子供の負担にしかならない。
もともと嫁は俺より稼いでるんだし…。
そんなことを思って、
嫁に2日間くらい打ち明けられなかった。
でも「このままじゃダメだ」と思い立ち、
遺言書を用意、保険を確認、
清水寺から飛び降りる覚悟で打ち明けると、
「え?そうだったんだ…つらかったね、お疲れ様」と、あっさり。
頭をなでられて、
ミルクをたっぷり入れた熱いコーヒーを出してくれた。
「ゆっくり次の仕事先、決めていいから、
お互い協力しあおうね。まずは節約から」
と、嫁に笑って言われた瞬間、
ああ結婚してよかった。と思った。
息子(2歳)に「ねー」と話しかける嫁。
息子はわけわからんながらも楽しそうだったwww
後日、義父と会う機会があったので
リストラされたことを報告すると、
「ああ。あいつは学生の時から男はあてにせん、
って言っとったからなあ。
自分に経済力をつけて、
この不況だから相手の男がリストラされようと
子供だけは自分で養っていける力をつける!って。」
「え…夫は…?」
「夫はいらん。子供だけほしい!って言っとった」
と豪快に笑い飛ばした義父の紹介で、
また再就職に成功できた。
学生のころはそう思ってた嫁が、
なんで子供だけじゃなく俺も助けてくれたのか。
愛か!と思ったんだけど、
無職のままだと捨てられるかも。と頑張れた。
可愛い嫁にも豪快な義父にも可愛い息子にも恵まれて、幸せです。
951: 修羅場家の日常 2012/06/02(土) 16:18:47.29
再就職おめでよう。
おれもそんな嫁さんがほしかった…orz
清水寺から飛び降りる
クソワロタw
ただしくは「清水の舞台から飛び降りるつもりで」だが、
地方だとそう教えられるとこもある。
まあ色々ごっちゃになってる故に
間違った教えなんだろうが。
自分は「清水から飛び降りるくらいの気持ちで」だった。
世の中には金環日食の「金」が金星と思う奴もいるんだ。
清水の舞台が清水寺になるやつもいるだろう。
引用元: あぁ 結婚してよかったなぁと思った瞬間7