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179: 修羅場家の日常 2014/03/29(土)09:57:03 ID:T1334SA0C

親父の話です。

柿とか作ってた農家なんだが、
たまになっている柿を盗まれてた。

組織的な訳じゃなく、
人ひとり持てる程度だけど。

でも鴉やイノシシならある程度はしょうがないが、
人間にやられるのは腹が立つ。




それである年、
親父は柿を接ぎ木してまわった。

山すその道路そば、
よく盗られる辺りを中心に。

それから実がなって、
いつものように盗られる時期になったんだが、
親父が落ちてた柿を拾ってニヤニヤしながら
見せてきた。

柿はひとかじりされて捨てられてた。

親父は「渋喰うとるw」と笑った。

接ぎ木をして回ったのはこのためだったらしい。
(接げば接いだ枝の実がなる。)

渋柿でも見た目は普通の柿と変わらないし、
渋抜きすれば食べられる。
(出荷も出来る。)

でも盗人が渋抜きの手間かけるとも思えないし
見分けがつくとも思えないので、
「もう盗らんじゃろw」と笑ってた。

俺も渋柿食った時のこと思い出して笑った。
あれイガイガするんだよな~。

昔話でした。


180: 修羅場家の日常 2014/03/29(土)10:13:16 ID:6CYsOj93P

>>179
復讐というか自衛だけど、
親父さんはこうなると想定してたんだろな

なんとなくニヤっとした顔が思い浮かぶ

渋柿食べたことないけど、
想像したら自分もニヤリとしてしまったわw


181: 修羅場家の日常 2014/03/29(土)10:40:19 ID:EmNgLZ0cz

>>179
泥をそのくらいで許すとか優しすぎw
スカッとしたならいいか


183: 修羅場家の日常 2014/03/29(土)11:10:26 ID:lcIjflJRP

>>179
溜飲を下げつつ
再犯防止にもなるいい復讐だ!

オヤジさんGJ


引用元: 本当にやった復讐