料理長「なーなー」
俺「はい」
料理長「なんもない」
俺「そっすか」
料理長「なーなー」
俺「暇ですね」
料理長「せやな」
そんな日は厨房の掃除。
おっさん可愛い
料理長「昨日娘がさー」
俺「はい」
料理長「誕生日祝ってくれてん」
俺「嬉しそうですね」
料理長「お前もなんかしてくれや!」
もはや恐喝。
娘はまだか
>>2
気の強い小日向さんみたいなおっさんですん。
>>4
まあ待たぬか。
5: 修羅場家の日常 2015/11/23(月)16:37:45 ID:VWT
料理長「お前もぼちぼち彼女くらい連れてこいやー」
俺「いないものを連れては来れんです」
料理長「俺の娘とかどないや!」
俺「え?いいんすか?」
料理長「アホか!!」
理不尽か。
俺「賄い食べたいもんある?」
娘「ミネストローネが飲みたい」
俺「おけ」
料理長「え、トマト無理」
俺「子供か」
娘「好き嫌いしない!」
料理長「…はい」
料理長、その優しさ俺にも分けてくれないですか。
娘は誰似?
>>8
本仮屋ユイカ?とくりそつ。
9: 修羅場家の日常 2015/11/23(月)16:43:58 ID:VWT
常連「ほんまに俺くんと娘ちゃんお似合いやねー」
俺「ぐへへ、よく言われます」
娘「もう、照れますよー!」
料理長「おい、ちょっと裏来いや」
俺「さーせん」
暴力反対。
梅雨の時期から夏にかけてハモがよく出る。
料理長「ハモ捌いてー」
俺「これで今日何匹目や…」
料理長「ぶつぶつ言わんとはよ捌け!」
俺「ハモのかみつくこうげき」
料理長「シャレにならんわ」
娘「ポケモンかww」
今でもハモを捌くのはちょっと怖い。
お前はバイト?
>>12
弟子と言う名の下僕。
13: 修羅場家の日常 2015/11/23(月)16:50:49 ID:VWT
定休日の前日。
娘「明日買い物付き合ってくれる?」
俺「おけ」
料理長「俺も連れてけ」
俺「嫌ですよ」
娘「嫌やわ」
料理長「じ、じゃあ門限は5時やぞ!」
小学生か。
料理長「裏の駐車場の草抜きしよか」
俺「ういっす」
数十分後。
料理長「あ゛っ」
俺「え?」
料理長「腰いわした…」
しばらくの間人手が足りずに地獄を見た。
娘「お父さん褒めとったよー」
俺「なにが?」
娘「あいつは息子みたいなもんやって」
俺「つまり娘の旦那ってことか」
娘「それお父さんが聞いたら、首1つじゃ足りひんで」
俺「この件はなかったことに」
職をなくす首と命をなくす首で足りるだろうか。
漫才か。
>>16
ゆるーい家族経営だからね、
こんなもんですよ。
引用元: 俺と料理長と料理長娘の日常を淡々と書く