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636: 修羅場家の日常 20/03/26(木)17:02:39 ID:vu.p6.L1

因果応報を目の当たりにした件なんだけど、
ここでいいかな。

高校時代に意識高い系の女子Kがいた。

学級委員長とか部活のリーダーとか
兎に角仕切りたがる。

クラスでの催しなら尚更。

私はクラスカーストで下位だから居ても居なくても同じ、
という立場だから非協力的なスタンス。

同級生も教師も黙認していた。

家庭の事情や塾で協力できない子もいたし、
「出来る奴がやれば」みたいな空気だったし。





進学校だから成績出せば
十分という見方だったんじゃないかな。

私も全く協力しなかったのではなく
最低限は果たした。

成績も元々振るわなかったので
図書館での勉強に費やしたかった。

Kはそれを許さなかった。

教科書は没収するわ
図書館へのルートを邪魔するわ。

私は益々催し物のやる気を無くし、
わざと足引っ張っる真似をするほどすさんだ。

Kは「私のくせに舐めたまねすんな」と
暴言をひとしきり放った。

Kも私の立場を一応は知っていたんだよね。

カースト下位の私を無理矢理参加させることに
優越感あったんじゃないかな。

進級したらクラスは別々になった。

Kと私の相性が最悪でクラスそのものも荒んできたから
流石に教師サイドもまずいと思ったのだろう。

それから15年後くらい時間が流れた。

Kが飲酒運転で逮捕されたというニュースを見た。
それも、飲酒運転撲滅運動の始まりとなった県で。

協調性とルールに五月蠅く、意識高かったK。
彼女が社会の空気と道路交通法に背くとは。

同調圧力をかます者は、
いざ自分に同調圧力がかかったら案外弱いのだろう。

宴会で酒を強要されて、
派遣だったKは代行費用もケチったのだろうか。

詳しい事情は知らないけど、
個人的には憑き物が落ちた感じがした。


引用元: 今まで生きてきて凄く衝撃的だった体験 その26