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799: 修羅場家の日常 2008/01/06(日) 07:03:38 ID:otb1BZRvO

もうずいぶんと昔。
まだ小学生だったころ。

教室で昼休みの終わりを待っていたら、
いつもは私に冷たい担任の先生が
血相を変えてやってきた。

「○○くん、落ち着いて聞いてね。
 お母さんが仕事先で倒れたの。
 すぐ帰る用意をして職員室へ行きなさい」

驚いてランドセルに
手当たり次第に物をつめて職員室に向かった。






校長先生がいた。

「お父さん、
 いまトイレに行かれているから、
 すぐに一緒に病院に行きなさい」

校長先生もおちつかない様子で、
しきりに腕時計を見ていた。

「あの…先生…」

言わないといけない。

「うちにおとうさんはいないんですけど…」

母子家庭だった。

大騒ぎになった。

男が誰だったのか、
今でもわからない。


800: 修羅場家の日常 2008/01/06(日) 08:46:16 ID:JbtjX5Jl0

うは。

よく道端で車に乗った人が
「おかあさんが病気だからすぐに乗りなさい」
ってあったけど、
小学校に乗りこむ変態さんがいるのか。

教師ともども騙されてるし…。

昔はこういう手口多かったのかな。

それにしても、この手の話も怖いね。


引用元: 死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?185