631: 修羅場家の日常 2013/04/02(火) 12:52:05.59 ID:ILZRGzY20
プチ復讐(1/4)
二十年位前、結納のため女房の家に行った。
女房の姉妹から挨拶の時、
一番上の姉の旦那さん(Aさん)が
その場に相応しくない事を言った。
女房は三姉妹の一番下。
一番上の姉の旦那さんをAさん
二番目の姉の旦那さんをBさん と しておく。
Bさん夫婦は他県在住で、
結納の時は欠席だった。
何を言われたか、
忘れたというか記憶が抜けてるというか
まったく思い出せない。
よく言われる
「嫌な記憶は脳が本能的に封印する」ような
事なのだと思う。
女房の父親が、
Aさんをたしなめていたのが記憶にあるので
相当なことを言ったのだと思う。
女房は終始緊張しっぱなしで、
よく覚えていないと言っていた。
プチ復讐(2/4)
自分はその時 席を蹴って破談にしようと思ったが、
あまりにも大人気ないのでそれは止めた。
しかし怒りが納まらない。
最初は
「こっちこそAさんの結婚式には反対。絶対出席しない」
などと考えていたが、
Aさんは既婚者なのでそれは出来ない。
そこで考え着いたのが
「Aさん夫婦の子供(二人兄弟)の結婚式には
出席しない」という事だった。
「何十年先の事か分からないが、
絶対出席しない」と誓った。
その後 自分達は予定通り結婚して
現在に至っている。
633: 修羅場家の日常 2013/04/02(火) 12:53:26.46 ID:ILZRGzY20
プチ復讐(3/4)
年月がたち、
Aさん夫婦の長男が結婚する事になった。
いよいよ
あの時の誓いを実行する時が来た。
結婚式前のお盆の夜に兄弟全員が集まって、
Aさん宅にて食事しながら
新婦さんを紹介するという事になっていた。
当日、Aさん宅へ出張る前、
女房のすぐ上の姉の旦那さん(Bさん)と
酒をチビチビやっていた。
自分は欠席するつもりだったので、あれこれ
と理由を考えていた。
Bさんは
酒が入ると口が軽くなる性格なので、
これを利用する事にした。
自分はBさんに言った。
「Aさんへの意趣返しで、
今日の食事会も今度の結婚式も出席しない。
自分の結納の時言われた言葉は一生忘れない。
Aさん自身は忘れていると
思うが自分は許さない。遺恨を今回はらそうと思う。」
そしてBさんに続けた。
「このことは女房以外には誰にも言ってないので、
Aさんに言わないで欲しい。
今言ったのが欠席の本当の理由だが、
Aさんに欠席の理由聞かれたら適当に
答えておいて下さい。」と。
直接Aさんに欠席理由を言えばいいのだけど、
こうする事で
お互い直接言い合うような事は避けられると思った。
プチ復讐(4/4)
その数年後Aさん夫婦の次男も結婚したが、
自分は両方の結婚式に欠席した。
女房も欠席すると角が立つと思い、
女房には両方出席してもらった。
次男の結婚式の数週間後、
どうしてもという事でAさん宅での食事会に誘われた。
この時は、
恨みもほとんど無くなってきていたので出向いた。
食事会も終わり 帰り際Aさんは
「今度もお前が来なかったら。
来てくれてよかった・・・」と
うっすら涙を浮かべて自分に言った。
人生の大行事の結婚に、
祝福しない者が一人でもいることが
ましてはそれが身内だとしたら、
どんなに辛いか
Aさんも分かってくれたと思う。
復讐話なのかは分からないが、
自分が実際にやった事です。
以上 長々ありがとうございました。
635: 修羅場家の日常 2013/04/02(火) 13:38:55.37 ID:73d1tYt10
>>634
何て言われたかを思い出してないのに
よくそこまで出来るなと寒心したわ。
>何を言われたか、
>忘れたというか記憶が抜けてるというか
>まったく思い出せない。
>自分の結納の時言われた言葉は一生忘れない。
忘れたのか忘れてないのかどっちだよ
忘れたのか忘れてないのかを忘れた
政治家かw
奥さん出席してるなら
当然ご祝儀も出してるだろうなあ。
何て言われたんだろう
挨拶するときは帽子脱ぐべきでFA?
みたいな事かな。
>>640
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何というかあれだな
胸がスーっとするわ
引用元: 本当にやった復讐 15