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620: 修羅場家の日常 2005/07/19(火) 05:13:49 ID:rbbbGVmc

んじゃ、俺の高校時代の話をひとつ

俺が高校一年の時、
なんか周りとは打ち解けずにクラスでハブられていた。
いわゆる幽霊のような存在
だ。

いてもいなくてもいい、
存在感の無いキャラだった。
友達も恋人もいなかった。

用事がなければ
誰も俺には話し掛けてはこなかった。

しかし、3学期のある日、
俺に話し掛けてきた男子クラスメート
(以後Aとしよう)がいた。

Aとは席替えで、
たまたま俺の前になり授業中に話し掛けてきたのだ。

正直、
何故今更俺と会話するのか疑問に思った。






Aはクラスでは人気がある方で、
友人も多く、いつも教室で
騒いでいた。

俺は、そんなAを時々周りから見ていた。

まぁ、考えてみれば話す機会が無かっただけで、
Aの性格から、俺なんかにも分け隔てなく話し掛けてきたのだろうと、
その場は納得した。

そして、時
間が合えば、一緒に下校するようになり、
学校ではAはずっと俺につきっきりになっていた(念のため
に言っておくが、俺も男でAは同性愛者ではない。
BLとか期待してた人はスマソ)。

俺とAが連れ(友達)に
なって2週間ほど経ったある日、
Aが学校を休んだ。

そして、今まで俺の心に引っかかっていたモノが
明らかになった・・・


621: 修羅場家の日常 2005/07/19(火) 05:16:13 ID:rbbbGVmc

何故、いきなり俺に話し掛けてきたのか?
今まで一緒に下校していた友達はどうしたのか?

後から考え
ると、学校でも不自然なくらい
俺につきっきりだったのは何故か?

結論!Aはイジメにあっていた・・

朝の朝礼の時に、
担任の先生が出席をとり終わると、
いきなり声色が変わった。そして、

Aが今日休
んでいるのは、病気や怪我などではないことが判明した。

昨日、Aが親にイジメにあっている事を告白
し、Aの親が電話で担任に知らせたのだ。

俺は、正直全然知らなかった。
Aとは仲良くなり、結構深い
ことまで話し合っていたのに。

何故Aが、
そのことを話してくれなかったのかが分からなかった。 



先生は、このイジメの首謀者と仲間のことは、
全部Aから聞いていることを言った。

その上で、自己
申告するよう、イジメていた者&イジメを知っていた者
は起立するように言った。

すると、クラス42人
の内俺以外全員起立した。

すると、先生は俺を見て
「イジメに気付かないわけないやろ!」と言い、俺
を無理矢理立たせた
(ここで俺と先生は結構言い合いになったが、それは省略する)。

そして、説教をし
全員に反省文を書かせ、
その後、副担任がまた説教をすることとなる
(説教と淡白に書いたが、うちの
高校はバリバリの体育会系で、
その説教でイジメに参加していた者たちの半分は
半泣きになっていた)。

そうして、3時間目くらいまで授業が潰れ、
昼休みに俺はAにメールした、

俺「何故イジメのことを言
わなかったのか?」と。



Aからの返事はこうだった、
A「イジメのことを言ったら、今まで仲の良かっ
た奴らのように無視されるのが怖かった。
俺をイジメる側に回って欲しくなかった」とのことだ。

俺は、
そう言われて何も言えなくなった。

でも、いまのAを元気づけるためにもこうメールを返した、

俺「そんなことは絶対しなかった。話してくれれば、
Aと一緒に先生に相談していた」と。

Aはたった一言、
A「アリガトウ」と返信してきた。 

昼休みも終わり、その日の授業は、
あっという間だった。

翌日、
イジメの首謀者&参加者十数名が停学処分に入り、
Aが学校に来たのは、それから3日後だった。


622: 修羅場家の日常 2005/07/19(火) 05:19:22 ID:rbbbGVmc

Aが登校して来てから、
色々なことが分かった。



イジメは、主に学外で行われていた。

学内では無視さ
れる程度だったらしい。

俺はハブられていたので、
集団無視の連絡網がまわってこなかったため、その
ことを知らなかった。

そして、俺に話し掛けてきた日、
俺が落とした消しゴムをAが拾ってくれて、俺
が何気なく言った「おお、ありがとう」って言葉を聞いて、
俺がAのことを無視していないんじゃない
かと思って声をかけてきたらしい。

でも、何故俺もイジメられなかったんだろうって聞いたら、
俺は見
た目が怖いらしい、
身長もあるしと(182くらいかな)。

それに、入学式の時のクラスでの自己紹介で空手
をやっていることを皆知っているからとか
(自己紹介の時のことなど自分でも忘れていた。
今思えばそれ
らがハブられる理由になっていたのかも)。
 
首謀者に無理矢理Aを無視するように言われていたAの友達とかが、
普通にAと話せるようになるま
で時間はかからなかった。



しかし、その頃からAの態度がヨソヨソしくなった。

話し掛けても適当な返
事、メールを出しても返事が返ってこず、
一緒に帰ろうと言っても何かと理由をつけられ断わられた。

あからさまに無視されはじめたのは、
それから数日後だった。

俺は理解した。

Aは単に皆から無視され
て、寂しかっただけなのだと。

話し相手が欲しかっただけなのだと。

首謀者達の停学処分もとけ、全てが元に戻った。

イジメの再発も無く、
それ以来は平和だったはずで

(俺は全てにおいて蚊屋の外だったので言いきれないが)。

長文スンマセンでした。


626: 修羅場家の日常 2005/07/19(火) 16:15:12 ID:7Gv91Ksp

620お疲れ。
何年前か知らないが、
そんなやつらまとめて心のごみ箱に捨てちゃいな。




623: 修羅場家の日常 2005/07/19(火) 08:20:25 ID:XCf2BZoD

えらい長いなあ
朝から読むにはきつすぎるぜ

帰って風呂へえって飯食って
クラーのギンギンに冷えた部屋で読むことにする


627: 修羅場家の日常 2005/07/20(水) 00:00:56 ID:5R4x4qYF

そうだな 
だがもっと文章を推敲しなさいな
長すぎなんだよ!

「キモメンだった俺に
急に友達が出来たが
それはただ単に利用されただけだった」 

どうだ?


628: 修羅場家の日常 2005/07/20(水) 02:55:31 ID:zeqzb6ic

それではあまり切なくない…

もうちょっと推敲汁というのは禿同だが。


624: 修羅場家の日常 2005/07/19(火) 10:07:04 ID:01PMBqu7

スマンが意味が分からない。
>>619

>Aはクラスでは人気がある方で、
>友人も多く、いつも教室で騒いでいた

と書いてあるが、>>622

>学内では無視される程度だった

と書いている。
Aは一人で空騒ぎでもしてたのか?




629: 修羅場家の日常 2005/07/20(水) 03:23:14 ID:O3ROaNSi

>>624
Aが騒いでいたのは、
イジメを受ける前ね。
書き方下手ですまない。


>>626

アリ、一人でも同情してくれて、
せつなくなってくれれば幸いです。


>>626
627
確かに長すぎたと思う。
今度からはもっと推敲します。


それでも読んでくれた人感謝!!m(..)m


630: 修羅場家の日常 2005/07/20(水) 07:29:26 ID:lhbhvJ9Q

あふれる思いが止められなくて、
おもわぬ長文になることは、
ままあるわな。


631: 修羅場家の日常 2005/07/20(水) 07:46:25 ID:JEbPZsti

>>620
まあ実際自分にこんなことあったら
切なくて泣いちゃうけどな。


635: 修羅場家の日常 2005/07/20(水) 23:36:03 ID:v9lP8mas

620かわいそう・・・
そんなだからAはいじめられてたんじゃない?


632: 修羅場家の日常 2005/07/20(水) 19:54:18 ID:xX/Hmu3u

>>620
切ねぇ。全部読んだよ。

とりあえず、
620はイイ男だと思った。

存在感無いとか自分で言ってるけど、
言うべきことはちゃんと言ってる。

この話の中では、
あなたを一番高く評価できる。.。゚+.(・∀・)゚+.゚


引用元: (⊃д`) せつない想い出 その7 (´・ω・`)