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891: 修羅場家の日常 03/01/16 12:25 ID:9YSuOPh8

Mさんはセールスの仕事について、とりあえず
同級生に片っ端から営業をかけていました。

「彼」も同級生のひとり。

家を訪ねたとき、昼間にひとり暗い部屋に布団を敷いて
横たわっていたそうです。

「どうしたの?体の具合悪いの?ごめんね帰ろうか私?」
と言ったら、大丈夫だと答えて会話も普通だったそうです。





で、何回か訪ねて購入して貰えそうな感触をつかんで
会社の同僚(男性)と二人で夜、訪ねました(もちろんアポとって)

家の横の電柱の影でその「彼」が待っていました。

・・・と、運転していた同僚が急にスピードをあげて
「彼」の家を素通りしてしまったそうです。

「え!?どうしたの?」と訳が分からないMさんに同僚が
「・・・見えなかった?」と震えながら尋ねた。

「???」
「あの人、後ろ手に包丁を持ってた!!両手に!!」

同僚が見たのは、無表情な「彼」の後ろでキラリと光る刃。


892: 修羅場家の日常 03/01/16 12:32 ID:9YSuOPh8

しかしここからがMさんの修羅場。
逃げる車内に響くMさんの携帯着信音。
番号は「彼」のものでした。

止める同僚をものともせず電話をとると
「ごめんねごめんね」と
あやまっていたらしい「彼」。

何を思ったのかMさんは同僚に
「彼に会いに行く」と言い
強引に「彼」の家まで戻らせた。

降りるMさん。
止めようとする同僚。
でも聞く耳を持たないMさん・・・

家の中に入ると、1階に人の気配が無い。
(「彼」の部屋は2階だったそうな)

それでも階段を上がって「彼」の部屋へ・・・

ドアを開けると、
「彼」があぐらをかいて座っていました。

Mさんは見てしまいました。

「彼」の後ろ手に、包丁が握られているのを。




893: 修羅場家の日常 03/01/16 12:51 ID:9YSuOPh8

「さっきはごめんね」などと
「彼」が喋りかけているのが聞こえました。

でもMさんにはもう何を言っているのか理解できない。

”私はシぬの?刺されるの?なんでここに来たんだろう?”

「彼」の目は完全に据わっていたそうです。

お酒があって、飲んでいた様子でした。

声を震わせないように、気取られないように
必シで会話したらしい
(ここら辺は本人も記憶が曖昧だそうです)

何とか逃げたい、その一心でひらめいた言葉

「・・・おつまみ、買ってこようか?」
「うん・・・」

ゆっくりと、なるべく自然に立ち上がり、
背を向け、階段を降りて・・・
「彼」は追いかけては来ませんでした。

営業車の前で同僚が携帯を手に
ぶるぶる震えていた。

あと少し待ってMさんが帰ってこなければ
突入するつもりだったと
お腹にマガジンだか
ジャンプだかを詰め込んでいたそうな(ワラ

その「彼」、実は覚せい剤中毒で療養中だったらしく
(昼間に暗い部屋で寝ていた理由)

家族以外の人間に接触するのが久々で、
その影響なのかどうか
フラッシュバック?を起こして暴れ、
家族は逃げだした後にMさんが
家に入ったのだそうだ。


894: 修羅場家の日常 03/01/16 12:59 ID:mMHt6/5P

で、Mさんは男?女?


895: 修羅場家の日常 03/01/16 13:00 ID:9YSuOPh8

>>894
女。そこそこ可愛い。


引用元: 見てしまった!!すごい修羅場16