756: 修羅場家の日常 2008/12/05(金) 00:39:59 ID:RJG7jM170
ようやく笑い飛ばせるようになったんで、俺のシんだ嫁さんの話でも書こうか。
嫁は交通事故でシんだ。
ドラマみたいな話なんだが、風邪で寝込んでいた俺が夜になって「みかんの缶詰食いたい」ってワガママ言ったせいだ。
嫁は近くのコンビニに買いに行き、メチャクチャな運転のDQN車にはねられたDQNしね。
俺は事故の事を全く知らなくて、救急車来てるな~と思いながらトイレに立った。
そしたら、台所にいる嫁の背中が見えた。
帰ってくる物音が一切しなかったのに、と思いながら「いつ帰ってきたの?」と話しかけても嫁の返事はなかった。
「みかんどこ~?」と聞いても黙ったまま。(いま考えると凄絶に阿呆だ)
俺は嫁の機嫌が悪いんだ、と判断。そのまま寝室に戻った。
そのあと、1時間後くらいに嫁携帯から俺の携帯に着信。
かけてきたのは病院の人で、この携帯の持ち主が事故にあって意識不明です、と。
何いってんのか分かんなかったね。
嫁が携帯を落として、拾った人が事故にあったのかと思った。嫁はうちにいるんだから。
だけど家じゅうさがしても嫁いないし、病院の人のいう服装や特徴が嫁と一致してたんで、とりあえず、なんかの間違いだろうけど、万が一を考えて、病院に行った。
行ってみたらば、嫁がシんでた。
俺が家で嫁を最後に見た(と思ってた)時、嫁はもう事故にあってて、俺はその時の救急車の音を聞いてたんだ。
で、その後警察が来たり嫁の身元確認をしたり俺が熱ぶりかえして倒れたりで1日入院。
駆け付けた嫁の両親と、一旦家に戻った。
そしたら、家を出る時にはなかったはずの雑炊が、鍋の中で冷めていた。
卵とネギとショウガがこれでもかーと入った嫁の味の雑炊。
俺がショウガ苦手なのに、風邪ひくと必ず食わされた雑炊。
前日に家を出るときは絶対になかったはずなのに。
ここまで、俺が缶詰みかんが食えなくなって、ショウガが好きになった話。
757: 修羅場家の日常 2008/12/05(金) 00:46:20 ID:z1m6qAQeO
やべ…泣きそう。
>>756
辛かったね
奥さんも無念であっただろうけど
必ず貴方を天国から見守ってるでしょう
鍋の話は心暖まりました
台所に奥さんがいたときは、
奥さんも亡くなったことを
理解できなかったのかもしれないね
>>756
俺も同じように嫁を亡くしたんだが、
俺の場合、嫁は夢にも全く出てきてくれんなorz
>>756
何か、こう言うのも変だけど…幸せを祈るよ
>>756
うん、君に幸あれ。
引用元: 不可解な体験、謎な話~enigma~Part48