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251: 修羅場家の日常 2016/02/23(火) 23:15:19.33 ID:E5eo4p7U

大学に合格後暫くして母親が事故シした。

夕食の買い忘れを買いにいった帰りに、
開かずの踏切で跳ねられた。

地元の人間は遮断機が降りた後も渡ったりしてたから、
タイミングが悪かったんだ。

数年前に父親が事故シした。

痴呆になった祖父の介護のために田舎に帰ってたんだけど、
峠道から崖下に堕ちた。

ブレーキ痕から、何かの動物を避けようとして
堕ちたんだろうと説明された。





祖父は田舎の墓に納めた。永代供養も頼んである。
父親は、母親と同じ納骨堂に入れた。父親が頻繁に詣れる様に決めた所だ。一人息子の俺を大事に育ててくれた仲の良い夫婦だったから、あの世でよろしくやってくれたら良いと思う。

残念なのが、母親が父親の子供を産めなかった事だ。俺を産むのは本当は嫌だったんじゃないだろうか。
父親はいつ俺が誰の子かを知ったんだろう。本当は事故じゃなかったんじゃないだろうか。
母親は祖父に会うのを避けてた。怖がっていたと言う方が良いかもしれない。里帰りも俺と父親で行っていた。
母親の両親がシんでたこととあって葬式にも祖父は呼ばなかったしね。

俺は多分、祖父が母親を犯してできた子だ。
俺と父親が親子じゃないと知ったときは辛かった。弁護士に知恵をつけられて、父親に内緒で精密な遺伝子検査をした。結果を受け取ったときは弁護士の前で泣き崩れた。俺は父親の子でいたかったのに兄弟の可能性が高いと出てた。

父親は祖父の介護を一手に引き受けてた。俺が行っても泊まりがけは駄目で、日帰りで帰らせてた。
痴呆はかなり進んでいて、医者や周囲から施設に入れる方が良いと言われてたそうだ。その矢先の事故だった。
もう秘密を秘密にできないから、だから父親は事故を装ったんじゃないだろうか。
こんなこと思う俺は、多分地獄に行くんだろう




253: 修羅場家の日常 2016/02/24(水) 00:17:00.78 ID:DBuy1iNi

>>251 
壮絶だな


254: 修羅場家の日常 2016/02/24(水) 00:35:04.87 ID:ii5fCnWK

>>251
妻が旦那の血縁でない子供産んでる所も多いんだから

血筋を引いてればある意味マシだろう

てか江戸時代までは部屋にカギなんかほとんどないから

兄弟や祖父の種なんか普通に混じってたそうだけど


255: 修羅場家の日常 2016/02/24(水) 07:42:47.24 ID:92f7UijN

昔は子どもがなかなか出来ない時は、祖父や兄弟などが子作りに参加し、 
血を絶やさないようにしていた。


256: 修羅場家の日常 2016/02/24(水) 10:46:52.60 ID:tZwaX9Ys

>>254
自分の親父ってのは相当きつくないか見ず知らずの男よりも
自分の親父がって妻に対しても負い目を感じてしまう


257: 修羅場家の日常 2016/02/24(水) 12:35:12.29 ID:ii5fCnWK

>>256 
狭い価値観の問題だよ
255みたいに血の繋がりを保ちたいと思えば大事な事になる

最近なら嫁の母親の腹を借りるとかもあったろ


258: 修羅場家の日常 2016/02/24(水) 12:38:11.75 ID:ii5fCnWK

他人の子供育てるよりは
血縁のが良いって考えもあるし

血縁でなくても育てたい人も居る

養子でも子供が欲しい人も居るし
収入面でそれすら出来ない人も居る

いろんな状況を知った上で
それでも何かに拘るのは自由だけどな


引用元: 墓場まで持っていく話を書き込むスレ第26話