398: 修羅場家の日常 2017/01/25(水) 14:16:11.53 ID:Oio7cCxA
二年前にニートだった兄が働き始めたキッカケが衝撃的。
兄は頭は良く一応いい大学を出た後、名のある銀行に就職したが
たった三ヶ月で辞めてしまい、以来引き摺り状態だった。
しかしニート5年目になったある夜中に
私の部屋をドンドン叩きまくり、ドアを開けるといきなり
「(私)、今いくら金ある?頼む貸してくれ、必ず返す!あるだけ貸してくれ!」
私はアホかと思いつつ若干涙を浮かべている兄に「何に使うの?」と一応聞いた。
当時私は大学生で実家住まい、バイトもしてたので
20万位の預金、財布には2万ちょっと入っていた。兄はいきなり「猫を飼いたい、二匹飼いたい」と言い出した。
「猫なんか飼いたい言える立場じゃないのは、わかってる、でも引き取りたい。」
と、ネットで見たラガマフィンと言う猫のブリーダーが夜逃げして
ラガマフィン仔猫が多数保護され、里親を探している書き込みを見たらしい。
「可哀想だけど…仕方ないじゃん」と言ってみたが結局兄は
朝方両親に話し父から10万を借り、私も10万出した。
兄はニートとは思えない素早さでラガマフィン仔猫を二匹引き取り、トイレ餌ボウルと砂とベッドを買い揃えて
翌々日から警備会社の研修を受け、そこで夜勤日勤問わずに猛然と働き出した。
仕事中は母に頼んで猫を見ていて貰いその月から食費との猫代を7万家に入れ
翌月には私と父にお金を返した。
そして先月、兄はその警備会社の社員になった。
「猫達が病気したら病院代がかかる」と今でも夜勤も日勤もやっている。
父から怒鳴られ、母から泣かれて親戚には笑われてそれでも働かなかった兄がペット飼いたさに働き始めた事も
衝撃だったけど、人生は一晩で変わる事もある(しかも部屋から出なくても)と
言うのが、現実にあり身近に見た事が一番衝撃的だった。
働く兄とは反対に、二匹の猫は今日もお昼寝している。
399: 修羅場家の日常 2017/01/25(水) 14:23:29.44 ID:GCdlZHXQ
>>398
言っちゃ悪いけどお兄さんすごい頭でっかちで仕事に挫折した心の傷にあんたら家族が塩を塗りまくったから引きこもったんじゃないの?
根がクソ真面目だから命を救う大義名分を持って初めてふっきれたんじゃ…
>>399
多分これ
本人のプライドもあっただろうな
>>399みたいな事もあったかもしれないけど
それでも5年引きこもってた奴の要求を「まず働いてから言え」等突っぱねずに金出す決断した家族は偉いと思う
我が家なら「寝言は寝て言え、自分の世話もできない人間が何が猫を助けるだ、金稼いでから言え」で話終わってた
>>399
実際どんな人達でどんな関係性の家族なのか全然知らないのに
勝手な思い込みで>>398家族を叩くようなこと言うのどうなの
>>398
良い話だ
時々画像スレに貼られている「ネコと和解せよ」等とセットみたい
お兄さんと猫たちに幸あれって神様も思ってそうだし
ラガマフィンってタヌキみたいな毛並みの猫だったな
可愛いんだけど長毛種は抜け毛がひどいんだよな
猫は偉大だな…
きっかけは何であれ、人生を立て直すことができてよかったよ
いい話だニャー
引用元: 今まで生きてきて凄く衝撃的だった体験 148度目