239: 修羅場家の日常 2016/07/14(木)11:54:39 ID:lnL
母が離婚を決意する瞬間を真横で目撃した事。
母は娘の私から見てもエネMEな人だった。
職業は看護師。父は会社員。
今思えば母の方が年収は上だったけど、
父が家庭内のお殿様だった。
父は私達子供のことは可愛がっていたけど、
自分>子供な人だった。
母は父方親族にいいように使われていた。
まず祖母の介護のため夜勤なしの病院に転職し
(給料がすごく下がったらしい)
昼は働き、夜は介護。
祖母のシ後、ほっとのしたのもつかのま、
離婚した叔父(父の弟)が癌に。
女手のある家で看病してもらいたいと
我が家に転がり込んできて
これも介護。
その後、父の伯母にまで介護要請され、なんと通いで介護に。
週2で電車で通ってた。
私達は
「父の伯母まで看ることないよ、断りなよ」と進言したし
叔父が転がり込んできた時も止めた。
及ばずながら叔父の介護も手伝った。
叔父は恩を仇で返すように、
回復後うちからお金を借りて行って踏み倒した。
そして父は60歳で退職。
母は当時57歳。
長女である姉に彼氏ができたと知り、父は言った。
「ジジババのいる家なんて!
介護させられるに決まってる!
そんな家に娘はやれん。
他人のクソを始末させるために俺は娘を育てたんじゃない!」
母がスーッと醒めるのが真横で見ていてわかった。
「引くわー」ってああいう状態のことを言うんだなと思った。
その後、びっくりするほどトントン拍子で離婚成立した。
私はもう大学生だったし、姉は社会人。
母と私は市外のアパートへ引っ越し、姉は一人暮らしになった。
私はまだ母と暮らしていて、
母は今は引退して主婦してる。
丸々と太って幸せそうに寝転がって毎日テレビを見てる。
母の年金+私の給与で暮らしていくには充分だし、
何も不自由していない。
父のことは姉と私がたまに見に行っている。
父を哀れに思うこともあるけど、
あのままだと母は早ジにしただろうから正しい選択だったはず。
世の中のエネMEな人が皆早く目覚めればいいのにと思います。
>父を哀れに思うこともあるけど
全然思わない
どこに憐れむ要素があるのだろう…
最後の一文は同感
クソ父なんか放置でいいのに、と思った。
お母さん幸せそうで良かった。
引用元: 今まで生きてきて凄く衝撃的だった体験 その12