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825: 修羅場家の日常 2017/09/02(土) 13:56:53.06 ID:db9EjTEj

10年前の話ですが、
何かの連休にほとんど寝ずにゲームをしたら
急に脂汗が出て体が動かせなくなりかろうじて
自分で救急車を呼ぶと脳神経外科がある病院に搬送しますと
救急隊員の方に言われ脳神経外科専門の病院に搬送されました。

検査が終わり動かすと危険な場合もあるので
救急診察室の中でそのまま点滴しますと
ベッドを端の方へ運んで下さり
コマの付いたつい立てで目隠しして下さりました。




ウトウトしていると急に診察室が慌ただしくなり
誰かが運ばれて来ました。

つい立てで様子は見えないのですが、鳶職の方の様で
「足場から落ちるなんて最悪!
足の骨とか折れてて仕事休むことになったら嫁に怒られる!」
という声が聞こえました。

看護師さんが体の何処かを触っておられて
「ここは痛みますか?」と何回か聞いておられ、
その度に「いや、全然大丈夫。」と答えてました。

何回か目の看護師さんの質問に
「何処も全然痛くはないけど
手も足も動かせないのはやっぱり骨折してるっていうこと?」
と鳶職の方が聞き返しました。

看護師さんが「折れてるか検査しますね」と答えておられたのですが、
私は端の方に寝てた為
廊下で話しておられる現場監督と医師の会話が聞こえました。

要約すると、
職人さんは5階から落ちたが
意識もあり何処も痛がらないので軽傷だと思い
現場監督が職人さんのハイエースに積んで運んで来た。
救急車を呼ぶと始末書ものになるので避けた。

だが実際は重症で内蔵はほとんど破裂していると見られるが
ここは脳神経外科専門の為内蔵の手術が出来る医師がいない。

直ぐに救急車を呼んでればまだ治療が出来たとは思うが
今から救急車で治療の出来る病院に搬送しても間に合わないと思う。
直ぐにご家族を呼んだ方がいいがそれも間に合わないかも。
とのこと。

横では普通に喋ってる職人さんがおり
瀕シ状態だと痛みが感じないものか…と思いました。

で、救急車のサイレンが聞こえ
職人さんが運ばれて行きましたが、
「嫁に電話して嫁に電話して」
と少し呂律が回らなくなりながら繰り返していました。

その後はわかりませんが、
何も治療が出来ない時は
看護師さんが色々話し掛けるだけなんだー
というのも衝撃でした。


827: 修羅場家の日常 2017/09/02(土) 14:56:12.20 ID:FQN5m9Iw

>>825 
うあーそれは他人でもトラウマものですね


829: 修羅場家の日常 2017/09/02(土) 16:35:19.63 ID:ZRIYxbDG

>>825 
頚椎ポッキリいっとったんやろな


831: 修羅場家の日常 2017/09/02(土) 18:55:25.84 ID:AWV/phKY

>>825 
可哀想になぁ…
最後奥さんと会えたのかな…


832: 修羅場家の日常 2017/09/02(土) 19:46:10.21 ID:XcjaIy4n

それだけの重症なら激痛ものなんだろうけど
脳内麻薬の威力ってやつなのかなあ


引用元: 今までにあった修羅場を語れ 35話目