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414: 修羅場家の日常 2016/01/27(水)11:05:09 ID:kC5

長年の友人が、職歴なしでずっと生きている。
当時はニートという言葉がなく、プータロー、高等遊民と呼ばれていた。
友人の実家は裕福で、
アパートや駐車場などを所有しており、働く必要がない奴だった。
上記の理由で不労所得があるため、羽振りがよく
奢ってくれることもしばしばだった。
金持ち喧嘩せずのことわざ通り、
穏やかな気のいい奴で、怒った顔など見たこともなかった。

その友人の母親が死んだ。
70代後半だから妥当な年齢だろう。突然死だった。
大きな屋敷に父親と友人の二人暮らしになった。
それから友人の性格が一変した。
穏やかで悪口一つ言ったことのない男だったのに、愚痴と批判ばかりになった。
何より、死んだ母親を罵倒するようになった。




母親が生きている頃は、親孝行でむしろマザコンのような奴だったのに
「母親が俺を縛りつけたせいで家から出られなかった」
「働くことができなかったのは、母親の養育が歪んでいたせいだ」
「人並みに働き、結婚したかった」
「人生を壊された」
とすべてを死んだ母親のせいにするようになった。
母の遺骨を納骨することすら許さず、
家に置きっぱなしにしているというのはさすがに異様だと思った。
父親は友人の剣幕が恐ろしくて逆らえないらしい。


415: 修羅場家の日常 2016/01/27(水)11:05:18 ID:kC5

母親が死ぬまでは、
自分の人生に満足しきって高等遊民をやっていたようだったのに
急にスイッチが切り替わってしまった友人が衝撃だった。
ちなみに友人を子供の頃から知っている別の友人いわく、
母親は毒親でもなんでもなかったようだ。
放任系過保護とでもいうか、何でも友人の好きなようにさせていたらしい。
少なくとも家に縛り付けたりはしていないと言う。
裕福な家なので見合い話しは何度もあったらしいが、
そのたび断ったのも友人本人。

以前の穏やかでほがらかだった友人とは別人になってしまったため、
今では友人を誘うこともなくなってしまった。
たまに車で友人家を通りかかると、庭や外壁があきらかに手入れされず荒れている。
友人は今50代、父親は80代だ。
これからどうするんだろうと不安になるが、何もしてやれない。


419: 修羅場家の日常 2016/01/27(水)11:52:37 ID:dxS

>>415
その友人は究極のマザコンだろうね。恐らく、
母親の生前
→母親が家事全般&友人の身の回りの世話をすべてやってくれて
 快適生活・おまけに金には困らない・無職だから仕事のストレス無し
→よって性格穏やか

母親の没後
→家事全般&身の回りの世話を誰もしてくれない
→母親が亡くなったせい!
→嫁(家事&お世話要員)を貰おうにも、
 職歴無し、マザコンゆえに女性対応スキル0
→母親の教育が間違ったせい!!

ってことなんだろうな。
でもいい歳した大人だし、資金も潤沢だろうから、
家はお手伝いさんなり雇えばいいし、
本人も今から資格なり取って働けばいいのにね。
根が他力本願なのかな。


420: 修羅場家の日常 2016/01/27(水)12:23:13 ID:RnZ

>>414
お母さんがあまりにもこまやかに世話を焼き過ぎたんだろう
母親が亡くなって、身の周りの世話をしてくれる人がいなくなって
自分があまりにも何もできない現実に直面せざるを得なかった
しかも、気が付いたら周りの友人はこれまでの何十年かで
自分で築き上げたものをもっている
でも、自分にはそういったものが何もない
お母さんが亡くなるまでに自分で気が付く事が出来てたら
もしかしたら軌道修正できたのかもしれない
今からだって修正できる部分はあるだろうに
親を恨んでる時点でもうどうしようもないだろうな
今日と言う日が人生で一番若い日なのに
親への恨みつらみだけで無為に過ごしてるだけなんだから


421: 修羅場家の日常 2016/01/27(水)14:24:23 ID:QGp

>>415
友人は、考えようによっちゃあ
優しい虐待をされたも同然なんだね。
お金がある無しに関わらず、
1人で生きていけるように教育するのが親の務めなんだなぁ。