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65: 修羅場家の日常 2018/01/30(火)11:39:01 ID:u0W

ペット系のムナクソ話なので苦手な方はスルーしてください。

母方の祖母の話(母の修羅場かもしれません)
母が小学校高学年くらいの頃、母の家はポメラニアンを飼ってた。



母にとってとても大切な家族だったと私が幼い頃からよく聞かされていた。
でも5年くらい経ったある日、祖父の転勤でペット不可の家に引っ越す事になっちゃって、ポメラニアンは祖母の知り合いの家に譲ることになってしまった。
母は悲しかったけど小学生になにかできるわけもなく、そのままお別れしてそれから一度も会ってないらしい。
ここまでが母から聞いてた話。
この話を私、母、祖母でご飯を食べてる時に私が思い出して、
「そういえば、犬飼ってたんだよね?」
って祖母に聞いたら
「あの子ねぇ、私は忘れられないよ。ずっと追いかけて来ててねぇ」
って言われて、ん?ってなる私と母。
母が「お母さん(祖母)なに?追いかけるって?」
と話を聞いてみると、
本当は知り合いに譲ったんじゃなくて、引っ越した時家に置き去りにしたらしい。
母は学校があるから早めに引っ越して、最後の家の片付けは祖母がやったから、その時に置いてきたと。
譲ったって言ったのは娘の為の嘘とか言ってたけどよく聞いてなかった。
祖母が何故か悲しそうに「(車の)バックミラーにずっと追いかけてくる犬が見えて悲しかったなぁ」って言ってたから、(ダメだけど)どうしても置き去りしか方法がなかったのか?と思ったけど、祖母の性格的に里親探しもロクにしてなかったと思うと後で母が言ってた。
見たこともないポメラニアンだけど、車を追いかける姿を想像しただけでムネが痛いし、なによりあの話を聞いた時の母の、悔しさとか悲しさが入り混じった表情は、普段温厚な母からは想像できなかった。
母の内心は相当修羅場だったと思う。




67: 修羅場家の日常 2018/01/30(火)13:01:53 ID:MoB

>>65
こう言う話には弱いわ
ムネが締め付けられる


68: 修羅場家の日常 2018/01/30(火)15:21:53 ID:peL

>>65
酷いねその祖母。
嘘ついてたのに悪気なさそうで。
母は祖母を怒り狂って責めたりはしなかったんだね。


69: 修羅場家の日常 2018/01/30(火)16:25:26 ID:yib

近所の親切な方に拾われて飼われて、
幸せに暮らしたんだよ、絶対


70: 修羅場家の日常 2018/01/30(火)19:27:42 ID:u0W

>>68
65ですが、母は「そんな話知らなかった」とボソッと呟いただけでした。
私もそうですが、感情がついてこなかった感じですね。
祖母はケロッとしてましたし、何言っても伝わらなかったと思います。


71: 修羅場家の日常 2018/01/30(火)19:34:03 ID:278

「ばあちゃん捨てるときの参考になったわ」で


72: 修羅場家の日常 2018/01/30(火)19:36:33 ID:vqA

>>65
たぶんあなたのお母さんは
私と同年代だと思うので・・・

当時ポメラニアンは座敷犬と呼ばれて、
とても高価な犬でした。

今だと飼われいてる犬は当たり前に
血統書付きですが、当時は珍しく
ペットショップで買う犬は「血統書つき」
と言われていました。

盗まれるなんてわりとよくあったくらいです。
だから、誰かに保護され、すぐ新しい飼い主が
見つかったと思いますよ。


引用元: 今までにあった修羅場を語れ【その25】