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828: 修羅場家の日常 2018/05/10(木)15:08:11 ID:8Oz

思えば二十代の頃は
父親と車に乗ったら喧嘩ばかりしてた

俺が運転する時は父は助手席から
「今の車行ったら行け!遅い何してる!
歩行者が来た止まれ!」
みたいに言いまくる人で




カーナビが真っ直ぐだと言っているのに
「ここ右!なんで右に曲がらない!」
って怒る事もあった

逆に父が運転してて俺が助手席に乗ってて
カーナビが狂ったりしたら俺に文句を言ってきた

なんてわがままなオッサンだと思って
父とはなるべく一緒の車に乗らない様にしてた

で最近GWに超久々に乗ったら理由が分かった
父は助手席に座る者は運転について
全権と責任があると思っていた

車の船長はまあ運転手なんだけど
あくまでそれは形式的船長で
運転手はあくまで運転をする作業者

それをサポートというか指示を出す
助手席こそが車の中の実質権力者ってのが
父の常識だった

だから父は助手席から運転席に命令を出してたし
運転席から命令を出さない権力者を
怒ったりしてたのだろう

そしてカーナビについても
「助手席をサポートする機械」
という認識だったのだろう

そういえば「助手席」って
「助手の席」って書くなあ

俺は教習所で
「運転者が乗員の全責任を取るべき」
って習って
それをそのまま運転者が
船長で運転の決定権力者だと思っていた

助手席も「前部座席」くらいの認識しかなかった
まさに「その発想はなかった」って感じ

俺と父はずーっとこの意識の差で
喧嘩してたんだなあって今更分かった

でも実際どうなんだろう
この意識の差は世代によるものなのだろうか

それとも俺か父のどっちかが
物凄い勘違いをしてるのだろうか

ただまあ父と車に乗る事なんて
今後の人生で数えるほどしかないだろうし
とりあえずそのくらいの回数は
助手席が最高責任者って事で父に合わせていこうと思う




830: 修羅場家の日常 2018/05/10(木)15:41:09 ID:ptd

>>828
自動車の助手席をそう呼ぶようになったのは
大正時代は今より車も運転ももっと大変で
簡単に故障して押すことになったりするから
2人くらい必要だったんで助手席と呼んでたんだよ

タクシーも運転士は運転に集中させて、
料金計算やナビや客との応対として
助手を置いていた

いずれにせよ自動車の運転に関する権限で
助手席の人間が持つべきとされたことはないねえ


831: 修羅場家の日常 2018/05/10(木)15:47:07 ID:8Oz

>>830
そうなのか……
カーナビがない頃は助手席の人が
地図を見てただろうから
その頃はそうだったのかなと思ってた

まあ老人の発想を今更修正するのは
不可能だろうからあと数回くらいなら父に合わせるわ


834: 修羅場家の日常 2018/05/10(木)18:27:11 ID:BTZ

>>828
お前のとーちゃん女の子と
ドライブデートしたことないのかな

お前のかーちゃんラリー界でも
伝説の優秀なナビゲーターかなんか?


835: 修羅場家の日常 2018/05/10(木)18:28:06 ID:oMT

>>828 , 831
昭和の中頃の自動車ラリーを誤解して、
思い込んでるのかも。
ナビゲータとかコドライバーって呼ばれてた。

指示範囲は、道順、目印、
そして現在地点からの距離だけ。
運転操作自身への指示は御法度だったよ。

最近の動画でも同じ様に見える。
インカム使ってるので
叫ぶ必要がないのが羨ましいな。


837: 修羅場家の日常 2018/05/10(木)19:33:39 ID:81D

>>831
地図も見てたし、
助手席の助手は830が書いてることもやってて
さらに昔の車は一人でエンジンかけられないから
助手が手伝って、着物での乗り降りが難しいから
踏み台を用意したり、修理も手伝ったり、
客のためにドアを開けたりしてたって先日テレビで見た

要は当時の車は、
馬車とほぼ変わらなかったらしい

馬車も手綱(運転手)をもつ人と、
あと1~2人馬車の外側の後ろにいて
ドア開けたりサポートしてるから


853: 修羅場家の日常 2018/05/11(金)09:09:42 ID:Gtz

>>828
お父さん自衛官だったりする?
自衛隊では助手席が車長になっていて
運転手が車長の指揮下に入るから
そんな気がした。


引用元: 何を書いても構いませんので@生活板60