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652: 修羅場家の日常 2015/04/11(土)23:24:29 ID:D7O

実際の修羅場ではないというか、
私が脳内暴走しただけですが。

高齢の母とアパートで2人暮らし。
父はずっと昔に鬼籍。




母は軽い認知症だが、身の回りのことは自分でできるし、
生活費は必要なので、私は勤めに出ている。

ある日会社にいると、携帯に、家電からかかってきた。
母は認知症特有の症状で、
気になることがあると、何度も確認したがる。
例えば、「今月の家賃はもう払ったか」とか
「○○さんのお歳暮は何にしよう」とか。
その都度、「それはもう済んだよ」と
説明して納得させている。
だからこの時も、そういう話かと思って、
会社の廊下に移動してから、出た。

(万が一の非常時を考えて、
上司に家の事情を説明して、仕事中も携帯は切ってない)

しかし、聞こえてきたのは、
母ではなく、全く知らない男の声。
繰り返すが、母と私は2人暮らし。
家電を他の人が使うのはあり得ない。
これだけでもうテンパる。

私「ななななななんですかっ!!!!」

男「**社の□□と申します。
本日は××の△△のお勧めに参ったのですが、
お母様によると、ご購入いただこうにも、
お金はお嬢様がお持ちだそうで、
お母様からお嬢様の携帯の番号をうかがって……」

さんざん2chをROMって、
いろんな切り返し方を知っていた筈なのに、
いざ自分に降りかかるとダメですね。

完全にあわわわわわとなって、
「なんで家に上がり込んでるんですか!! 
お断りします! 帰ってください!」と
怒鳴るのが精いっぱいだった。

こちらの剣幕に驚いたらしい男が母と電話を替わった。
母にも「なんで知らない人を家に上げるの! 
今すぐ帰ってもらいなさい!」と怒鳴った。




653: 修羅場家の日常 2015/04/11(土)23:27:15 ID:D7O

652です。
電話は切れたが、私の頭の中では、
「独居老人、居直り強盗に○される」
(←独居じゃないのに)という
シナリオが勝手に組み上がる。

上司に「母の様子がおかしいので!」と言って、
早退してぶっ飛んで帰る。

電車の中でも、
「ああもうダメだ。ドアを開けたら、○体を発見するに違いない、
アパートの大家さんに一緒に来てもらった方がいいだろうか」
と膝がガクガクする。

駅から走り、ぜえぜえ言いながら、家のドアを開ける。
母、コタツでミカンをむきながら、
大好きな『相○』(2人組の刑事が出てくる、人気ドラマ)
の再放送を見ていた。
「お帰りー。早かったね」

自分が本当に、orz の姿勢になるとは思わなんだ。

母に問いただしても、物事は片端から忘れる症状ゆえ、
はっきりしたことはわからなかったが、
要は図々しい訪問セールスだったようだ。
電話の後、さっさと帰ったらしい。

脱力した後は腹が立ったので、消費者センターに連絡した。
男の言いぐさから、
母の趣味のサークルから情報が漏れたらしいので
(売りつけようとするものが、その趣味に関わるものだった)、
サークルのリーダーにも電話して、注意を促しておいた。

家に帰るまで、
最悪の事態の想像が脳内を駆け巡っていたのが、
最大の修羅場。


654: 修羅場家の日常 2015/04/13(月)11:52:12 ID:28H

>>652
それは怖い。
そのまま帰っただけ、マシなセールスマンだよ。
今回は運が良かっただけ。

次の被害が出る前に日中の面倒をみてもらう
ヘルパーさんとかを頼んだ方がいいのでは?


655: 修羅場家の日常 2015/04/13(月)12:08:43 ID:4vJ

最近はヘルパーさんがらみでも
事件とか起きてるから怖いね

やっぱ認知症とかだとバレないと思っちゃうんだろうか


引用元: 今までにあった最大の修羅場を語るスレ4