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481: 修羅場家の日常 2014/10/23(木)00:34:02 ID:UzUziblC4

投下迷ったけど、電車で遭遇した神経がわからん人。
ちょっとDQN返し要素が入るかもしれないので、
苦手な方はスルーでお願いします。

日本有数の超混雑路線でのこと。
都心までまだ距離があって混雑率がMaxになるより前の駅で、
一人の女性が乗ってきた。
30~40前後の人で、割といい服を着ているのに、
化粧っ気が全くなくて違和感あったけど、
特に気になる人では無かった。




そのあとだんだん混んできて、
車内の人口密度も高くなってきた。
隣の人と肩が触れ合うくらいに混んできたとき、
その女性が突然声をあげた。

「あの、こっちこないでくれません?
私の荷物にあなたが当たってるんで。近すぎなんですけど」

思わずその女性(以下Aとします)を見たら、
隣には若い女性が立っていて、
端から見て異常に近づいてるわけでも、
わざとぶつかってるわけでもなかった。

言われた方の女性はかなり困惑してて、
でも車内には移動するほどの余裕もないし、
とりあえずそのままその場所に立ってた。

でも、若い女性は最初に言われてから
2駅くらい先で降りるまでずっと

「だから、どいてくれません?」
とか
「あなた、ちょっと非常識ね。おかしいんじゃない?」
と言われ続けていた。

しかも妙ににこやかに、
教師が子供を諭すような口調で…。
ここまででも十分神経がわからん…

しかし、ここからAが本領を発揮。

若い女性が降りた駅は、沿線有数の乗換駅。
ここで一気に人が乗ってきて、
手元で本を読むのも厳しいくらいになる。
するとAがまた声をあげた。

「ちょっと、あなたぶつかるんで、どいてくれません?」
やはり口調は妙ににこやかで、諭すような感じ。
思わず耳を疑ってAを見ると、
彼女の手にはファンデーションのコンパクトが…
化粧をしているときに肘が隣の男性に当たるから、
それが気にくわなかったらしい。

そんなこと言われても男性は当然動けない。
それでもしつこく、化粧をしながらどけどけと迫る女性。
男性は困惑、他の人もAを白けた目で見始めた。

その様子をずっと見ていた私は、
突然電車の中で0から化粧を始めたAの姿が
なぜかツボにハマってしまって、
必シで笑いを堪えていた。

目を背けたくてもぎゅうぎゅう詰めで身動きもとれず、
視界にはアイメイクに取りかかるAの姿が…う
わぁ、この揺れる電車の中で、なんて精密な技術!と
謎の感動までしてしまって、ついに吹き出してしまった。

案の定Aにロックオンされる私。

「なんなんですか?あなた。ちょっとおかしいんじゃないんですか?」
やっぱり諭すような口調。
悪いことにこれもツボに入ってしまいさらに2828する私。

でも下手に口答えしたらもっとひどくなる!
と思った私は必シに我慢して黙る。
しかし口撃をやめないA。

「あなたちょっとおかしい」
「頭大丈夫?」
を延々と言われながら更にツボにはまり続ける私。
ついに声に出して笑ってしまった。
フヒョヒョwwwみたいな声だったと思う…

ついに発狂したAが
「あなたってなんなの!本当におかしいのね!非常識ね!」
とわめきたてるので私は思わず
「いやぁ、あなたには言われたくないですよwww
ていうか、面白いですね、こんなところでお化粧ですかwwwww」
端から見たら完全なるDQNvs基地外だった…

結局Aはメイクを完成させてオフィス街に近い駅で降りていった。
最初とは全然違う、蓮舫をマイルドにしたような感じになっててびっくり。
まわりの人には申し訳なく思ったけど、ちょっとスッキリしたのは内緒。


482: 修羅場家の日常 2014/10/23(木)02:49:46 ID:I398NpadF

周りの人も釣られて
噴出すぐらい誘い笑いしたらよかったのに


引用元: その神経が分からん!その3