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453: 修羅場家の日常 2017/08/13(日)16:28:08 ID:KLU

アパートに住んでいたころ、
ストーカーとメンヘラの突撃被害にあっていました。

ストーカーが自宅に凸したさいに警察官呼んだのですが、
その姿を警察官に目撃されたと同時に逃げられました。自転車で。

とりあえず、この時は相談と言うことにして
警察署に記録を取ってもらい、帰宅しました。

毎日毎日の無言電話と、
わけのわからない手紙が入れられ、
時には手紙を盗まれたりと。

でもパソコンに繋いだ監視カメラで
手紙が盗まれる瞬間を撮ることに成功しました。
帽子被ってて顔がわからなかったのが残念でした。

いちよ、その映像を持って警察に行くと
盗難として被害届を受理してもらえました。




454: 修羅場家の日常 2017/08/13(日)16:28:28 ID:KLU

それが12月12日の寒い日。

夜中の午前3時頃、
ドアノブをがちゃがちゃさせる不審者がいることに腹が立ち、
警察に通報しました。

自分はドアに向かって「誰だ、てめぇ」と怒鳴りました。
すると逃げるような足音がして遠ざかっていってしまいました。
しまった、と思いましたが警察官が来るので、
そのまま起きているとまたドアノブががちゃがちゃします。

うわぁ、また来たのか、と思い、
今度は優しい声で「どちらさまですか」と問い掛けました。

すると「お前のことが好きだー好きだー好きだー」と突然叫ばれました。

うわぁ、と鳥肌が立ったことは言うまでもありません。
警察まだかなぁと警察待ちです。

「なんでこんなことするんですか」と聞くと
「お前と付き合いたいから」と言います。

こんな夜中に来て告白とか、馬鹿としか思えない、
心ではそう思っても警察官が来るまでは持たせなければなりません。
とにかく会話を引き伸ばすことにしました。


455: 修羅場家の日常 2017/08/13(日)16:28:48 ID:KLU

以下、ストーカーとの会話。

自分(以下、自)「それはどうもありがとう、私みたいなのを好きになってくれて」
ストーカー(以下、ス)「付き合ってくれるのかよ」
自「こんな寒い時間にまで来てくれるなんて、余程なんだね」

※この時、外は氷点下に近かった。

ス「ずっと見てたから」
自「へー、そんなに私と付き合いたいんだ」
ス「うん」
自「でもね、キミは私のことを知ってるじゃない、家の場所とか、名前とか、あと電話番号とか」
ス「うん」
自「でも、付き合う上でお互いのこと知らないって言うのは変だと思うの」
ス「うん、確かに」
自「付き合うか付き合わないかは、キミのこと知ってからにしたいんだ。だってキミのうちにいったりとか遊んだりとか、付き合うってそういうことするし。だから名前とか住所とか電話番号とか、もちろん教えてくれるよね」
ス「教えたら付き合ってくれる?」
自「だから、付き合うかどうか考えるために教えてくれる?」
ス「わかった、オレの名前はーー、住所はーー、電話はーーで、○○大の3年で20歳」
自「そうなんだー、外は寒いから帰った方がいいよ、あとで絶対連絡するね」
ス「わかった」


456: 修羅場家の日常 2017/08/13(日)16:29:11 ID:KLU

ストーカーの声は非常に明るく、
納得して帰って貰いました。

で、それから10分くらいして到着した警察官に
パソコンに録音した会話のCDと、
ストーカー男の名前と住所と電話番号と大学名と年齢を書いた紙を渡し、
その足で被害届けを出しに警察署に出向きました。
夜中だと言うことで、パトカーに乗って。

警察官から、随分若いヤツに惚れられたね、とかわれましたが、
それセクハラで訴えてもいいんならと言うと謝罪を受けました。
確かにストーカーは自分よりも年下でしたが、冗談じゃありませんから。

次の日、自宅にいたところ、
そのストーカーは確保されました。

拘留中、
「女は信用できない」とか
「きっと彼女から連絡くるから家に返してくれ」とか
言い続けていたそうです。

現場検証した結果、
自宅のドアにベタベタと指紋が残っていたことと、
郵便物を盗んだところを監視カメラに撮られていた映像を見せられて
犯行を認めたと言うことです。

初犯と言うこともあり、
また地方から出てきたご両親が土下座してきたと言うのもあり、
被害届けを下げました。

また自主退学し、ご両親が監視する約束をして。
念書も警察官立会いで取りました。

とりあえずこれがストーカーとの対決話です。
メンヘラはもっと簡単に警察に捕獲してもらいました。




457: 修羅場家の日常 2017/08/13(日)16:43:28 ID:KLU

自分はちょっとした芸術系の仕事をしています。
当時、某国内雑誌に取材を受け、
その雑誌が発売した数日後のことでした。

ある日、分厚い封筒が郵便受けに入っていることに気がつきました。
なんだろうと思い、開けてみるとレポート用紙が20枚。
そのレボート用紙には隙間がないくらいにぎっちりと文字が書かれてありました。

最初は送ってきた当人の名前、住所、電話番号から始まり、身長、体重、
血液型の個人情報。それから好きなもの、嫌いなもの。
この好きなものも、好きなテレビ、好きな雑誌、好きなアニメ、好きな色、
と言うように細分化されています。
もちろん嫌いなものも同様に。

それがレポート用紙20枚にぎっちりと書かれてありました。

近所の友人宅に行き、
それを見せると「ストーカーの次はこれかよ」
と爆笑されました。
ひとしきり笑っていた友人でしたが、
封筒を見ると顔色を変え、
固まってしまいました。

どうしたのかと聞くと「すぐに引っ越したほうがいい」
と言います。

封筒を渡され、「封筒の裏を見たか?」と言われ「見てない」と言うと、
「とにかく見ろ」と促され見ました。レポート用紙が凄かったので封筒は
ろくに確認してなかったんです。
封筒の裏には「待っててください、すぐに行きます」と。
なんだか、ゾッとしました。


458: 修羅場家の日常 2017/08/13(日)16:43:54 ID:KLU

レポート用紙も全て友人が見た結果
「自分はあなたと仕事をするために生まれてきました。
相応しくなるために近くの大学にも入学済みです。
4月になったら一緒に暮らしましょうね」
と書かれてありました(文章は端折ってます)。

さらに「あなたの家からなら大学も近いので安心してください。
あなたのために生まれたの
だから、あなたが私の生活を支えてください。今から楽しみです」
と最後にありました。

なんだこれー、ですよ。
間違いなくメンヘラですよね?これ。

なんで知らないやつが自分の住所知ってんだと、
そっちも背筋が凍りました。

すぐに引越しの準備に入りました。

数ヶ月前にストーカー被害に遭い、
今度はメンヘラなんて冗談じゃありません。

運良くオートロックのマンションに入居が決まり、
引越しました。


459: 修羅場家の日常 2017/08/13(日)16:44:06 ID:KLU

引っ越したあと、不動産屋から連絡が入りました。
何でも女性が騒いで警察が引き取ったとのことです。

詳しいことはわかりませんが、友人曰く、
手紙の送り主じゅないかとのこと。

すでに引越しをし、
誰も住んでいないアパートのドアの前で騒ぎを起こし、
隣室の人に警察を呼ばれ、捕まったとのことです。

自分もすでに引っ越してしまい、
不動産屋からの連絡は厚意でしてもらったことなので、
とにかく関わるなと友人に言われました。

なので、どうして自分の住所を知られたのかは
今だ以って原因が掴めずです。


460: 修羅場家の日常 2017/08/13(日)16:51:09 ID:mAq

>>459

二度とそんな連中に目をつけられませんように


461: 修羅場家の日常 2017/08/13(日)17:40:20 ID:jbq

>>459
メンヘラに限ってだけど、
ある意味芸能人みたいに
なっちゃったのかなと思った。

ストーカーに対してはお見事の一言。
警察が来るまでの時間繋ぎに
個人情報聞き取るって凄いとしか言えないよ。

だけど「いちよ」は如何なものですかね。
お遊びかもしれないけど、
ここはこういうのにうるさいから。


引用元: 今まで生きてきて凄く衝撃的だった体験 その19