570: 修羅場家の日常 2017/12/24(日)10:06:22 ID:25r
その昔、年末になると恒例の如く
忠臣蔵の特別ドラマが放送されていた
子供の頃から時代劇が好きだった私だが、
忠臣蔵だけはどうにも好きじゃなかった
浅野に対する吉良のパワハラまがいの事から始まり、
浅野の切腹、部下が上司の家に押し入り討ち取る
民衆が褒め称え、後世までこうして語り継がれているのだが
気になったのは、何故吉良が浅野に対して
こうまでしてパワハラまがいの事をしたのか
と言う理由がわからなかった
パワハラをする(される)ような
何かがあったんんじゃ?と考えると
どうにも浅野に肩入れもできず、
そういう理由で年末に恒例の如く放送される忠臣蔵は
スルーして別の番組を見ていた
深く気に留める事も出ないので、
本当はどうだったか調べてもいないけど
できそこないの部下(浅野)に対して、
あれやこれややってみたけど
どうにもならないので上司(吉良)は無理難題を言い始め、
浅野を辞めさせようと追い込んでいたら
殿中でござるになった…と
なったのかもしらんと勝手に脳内で完結させた
そうだとしたら討ち入りに参加した部下は
ある意味犬ジニじゃないのかとか
昔の侍社会はダメ上司でもついていかなきゃなんらかったとは
嫌な時代だとか思わないでもない
いつの頃からか忠臣蔵の特別ドラマが放送されなくて、
ちょっとほっとしている
>>570
実際に忠臣蔵を会社とサラリーマンとして解釈した大河ドラマがあるらしいね
大河でも何度か来てるからそろそろ来るのではと思ってる。
しかし確かに一時期に比べると全国規模では忠臣蔵やらなくなったな。
兵庫県では討ち入りの日に祭りとかはまだやってる。
なお史実には謎の部分が結構あるとのこと。
忠臣蔵のイメージはあくまで事件を題材とした
文楽や歌舞伎のイメージでできている。
>>574
へー、そうなんだ
教えてくれてありがとう
その謎の部分が解明されたら、
また違ったドラマが見られそうね
>>570、>>574
吉良の殿様は地元(愛知県)ではものすごく良い殿様だと今でも尊敬されているんだよね
浅野内匠頭が今でいう精神疾患になってしまって、理由なく吉良上野介を襲った説もあったりするし
四十七士の行動は、仕えるべき藩を失ってしまった浪士達の命懸けの就職活動だった説
(あくまでも自分達の正義を貫くという体で仇討ちする→うまくすれば他藩に就職できるかも的な)とか
色々な解釈があって面白いんだけど
やっぱり世の中的には文楽や歌舞伎で作られたエピソードやキャラクター性が広まっているから
吉良上野介の地元民は長年結構辛かったんじゃないかな、なんて勝手に思ってしまう
578: 修羅場家の日常 2017/12/24(日)11:36:49 ID:ixH
>>576
うちは地元が上田の近くで去年とか超盛り上がっちゃって、その前の戦国ゲーム流行った時も凄くて、若く素敵な真田兄弟ののぼり旗がそこら中で翻ってたんだけどあんな若い頃に活躍してないよね幸村…
兄貴のほうはともかく弟なんて大阪の陣までは誰それ?って感じだったはず
イメージ大事だわ
>>576
私も一時期調べたことあったなあ 「忠臣蔵」
浅野内匠頭は精神疾患で領内に圧政を敷いていた
問題行動をして御家取り潰し後、永井家が来たら「ウェルカム、赤穂!」と領民は歓喜
大石内蔵助は問題行動後、「あー やってしまったねー 浅野さん」状態
意外と冷静に家臣に通達して、下野して有名な地で遊ぶ
でも、段々と「武士って、こんなもの?」と周囲を見て思い、
どうせ捨てた命みたいなものだが、「主君の無念を晴らす」で本物の武士道を知らしめて死ぬのか良いなと
結果的に思い描いたコースになって、満足して死んで行けます
吉良上野介さんはマニュアル通りの指導していたら、浅野内匠頭にキレられて困惑
更に、問題誘発させた責任で「深川の屋敷を与えるからそこに謹慎ね」と幕府に言われて、もう何が何だか分からねーな
深川の屋敷では謹慎だけど、いつも通り、貧しい人が行けば積極的に施し、催しは深川界隈の商店を使ってすべて調達
相変わらずの仁君っぷり
そんな年の瀬、大石内蔵助さんが「吉良さん、居るんでしょ? 逮捕状が出てますよ。開けてください!」とやってきて、「ファッ!?」
そして大石内蔵助の目論見に乗ってしまう
確か、屋敷内か外か忘れたけれど、稲荷神社あるよね。
吉良が討たれた後も、近所のある商店が、商売が良いときも悪いときも指名してくれた御恩返しで守り継いでいたみたい。
どこかの歴史物のテレビでやってたな
関口とか出てなかったっけな
>>580
とばっちりの吉良さんかわいそうになるわ…
有能上司、無能部下のせいで会社から僻地へ転勤
転勤先で地元に尽くしてたら、無能部下のDQNが
「チィースww今から斬るんでwww」と押し入られ殺害って…
吉良上野介側の視点でドラマとか作ればまた違った解釈とか出てくるだろうね
大河ドラマで作品ごとに同じ名前の武将が全然違う風に感じるのと似たようなものだと思う
例えば自分は軍師官兵衛の石田三成はウゼーって思ってたけど真田丸の石田三成はよかったって感じで
でも一方の目線からしか書かれない出来事はたとえ当時何があったとしても視聴者側からしたら善悪がはっきりしてしまう
忠臣蔵はどうしても浪士側の視点で書かれるから吉良上野介が悪ってイメージしかあがらない
戦とか争いは両者ともに正義があるけど正に勝てば官軍、いくらでも美談にできる
おまけに吉良上野介という絶対悪に立ち向かう忠義厚い浪士たち、こんな設定の物語に外れはない
個人的には吉良上野介側の視点のドラマやってほしいんだけど視聴率とれるかわからんしね
毎年この時期になると赤穂浪士の解釈とか研究結果とかのテレビあるけどこういうのは浪士目線じゃないから結構おもしろい
浅野が初めて何か大役を任された。
吉良が浅野を監督する約で教えを乞うたが、
生真面目さに加えて初めての大役に
気合い十分のせいかお互いに鬱憤が溜まる。
多分、大役を果たすハレの日に嘘を吹き込まれて
その日は着用しない服で、
参内して大恥をかかされつもり積もった怒り爆発で
廊下で切りつけ…って、流れじゃなかったっけ
>>579
浅野は二度目らしいよ。
生真面目さはあったらしいけど。
刃傷沙汰に至った理由は
本人達が語ってないから推測の域を出ないね。
一連の流れみてたら吉良側視点の作品あったら見てみたくなった
浅野は吉良に
「この前の遺恨覚えてるか」みたいなことを言って
斬りかかったとあるけど
肝心の「遺恨」が何なのかは分かってないっていうよね
実際はめっちゃ言いがかりというか
病人の惑乱だったのかも知れないけど
「遺恨というからには何かあったんじゃね?」
という憶測から
芝居で描かれる上司の部下虐めエピソードが
創作されて定着してしまったみたいな
実際には大切な晴れの場で
部下が恥ずかしいことをしたら
上司も当然責任を負うわけだから
わざと嘘を教えるとかあり得ないと思うけど、
そのほうがドラマとしては分かりやすいし面白いしね
引用元: 何を書いても構いませんので@生活板54