711: 修羅場家の日常 2015/04/24(金)08:28:34 ID:8LA
うちの親、特に母親の金銭感覚がおかしい。
子供の頃からずっと違和感があった。
うちの場合、おかしい、というのは散財するとかではない、
一般的な相場というのが理解できないらしい。
例えば、中学生の子供に
「これで靴(通学用のローファー)を買ってらっしゃい」
といって1000円を渡すとか。
今でこそ安い靴屋もなきにしもあらずだが
2-30年前では1000円で何が買えるのか?
それじゃ買えないと靴を買えるだけのお金を要求すると大騒ぎになる。
買い物に行くと「高い高い高い」とつぶやいて
何を買うにも一番安いものを買う。
母親の知り合い同士で大人だけで食事&お茶だと
ランチとかを利用するにも1000円ぐらいはかかる。
でも母親は数百円で済ませるつもりだったからやっぱり「 高い高い」
で、うちが貧乏だったらそれでもいいのだが、
父親は人並みに稼いでいたらしい。
なんでなんだろうってずーっと謎だったんだけど、
最近親戚の伯母さんから母の学生時代のときの話を聞いた。
母は学生時代、洋服とか靴とかを自分で一切買わずに済んでいたらしい。
すぐ近くに洋裁学校に通う同級生が居たのだという。
洋裁学校って毎日のように何かしら縫う必要があり
母の母(私から見て祖母)が
その家に布代を援助する代わりに縫った服を
母親用に貰い受けていたのだという。
だから母親は普段着からちょっとしたお出かけ着まで
ほとんどその近所の人が縫った服で済ませていた。
ちなみに百貨店で服売り場より生地売り場が幅を利かせていた時代。
洋裁学校といっても近所の人が行ったのはその地域でも当時トップレベル学校で、
確か当時3年?で最後にはコートのようなものまで作ったらしい。
だから母は学生時代から就職して結婚するまでの4-5年間、
ほとんど服をかわずに済んでいたのだという。
さすがにちょっとしたものは親から買ってもらっていたが、
まだまだ豊かではなかった時代、
1つを買って壊れるまで使うのが当たり前だったので
今ほど服飾品はそんなに買わなかった。
712: 修羅場家の日常 2015/04/24(金)08:41:24 ID:8LA
ところが結婚したら自分で家計をまわさないといけない。
しかし独身時代のように計画的に貯金をしようとしても
夫となる人のスーツやワイシャツ、靴に母の感覚では
「目の玉の飛び出るような」お金が掛かることを知り、また
子供服もそれなりに高いことを知り、
母親は家計管理をどうしていいかわからなくなってようだ。
だから子供の服なんかもなるべく安くしようとして、
おかしなことをする。
親戚からお下がりをもらうのはまだしも自分で縫ったおかしな服、
それも安い生地でいい加減な縫製の服を着せようとして
近所の人から注意された父親が
「みっともないことするな!」と夫婦喧嘩になったり
最終的に祖父母が介入して母親に家計の基礎を叩き込んだ、つもりなのだが、学生時代に友達と
ウィンドショッピングのようなこともろくにしてこなかった母は買い物が苦手になってしまった。
食料品とかはともかく、きちんとした服をどこに買いに行けばいいのかがわからない。
デパートでは高すぎる。でも個人商店(まだブティックのようなものはない)だと店員とどういう会話をしたらいいか
わからない。というか店員が話しかけてくるから怖いらしい。
だから今もスーパーやイオンのような大手ショッピングセンターのようなところでしか買い物ができない。
そもそも学生時代、幾ら服もらえるからといって
同級生と買い物の1つも行かなかったのか?と伯母に聞いたら
私の母は変なところがケチで、
買い物行くとお金を使うといって友達と出歩くこともなかったらしい。
というか多分母は友達がいない。
年賀状なんかもほとんどこないし。
最近発達障害とかいろいろ言われているけど、
ここに書いたこと以外にも母にはおかしいところがあって
もともとグレーゾーンの学習障害かなにかだったんじゃなかろうかと思っている。
学生時代に何かに夢中になってました、
人はたくさん居るけど、
生活するのに何に幾らお金が掛かるかを理解できないって
ありえない。
この書き込みでは服だけど、
例えば生活雑貨や食品なんかでもお金の見積もりが極端。
さすがに米や野菜は相場がわかるらしいけど、
ニトリのような量販店がまだない時代に
1万円でベットとソファーが欲しいと言い出すとか。
新聞には家具屋の広告もたくさんはいってて、
それを見ているにもかかわらず、
母親の脳内では、広告に書いてあるのは高い製品、
他に安いものがあるはずだという思い込みが消えないらしい。
この調子なんで親戚の集まりに行くときも
目を話すとおかしな事をいったりやったりするので家族は目が離せない
引用元: 何を書いても構いませんので@生活板 4