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348: 修羅場家の日常 2011/12/21(水) 12:19:14.22 ID:MPbusopy0

家族の修羅場なのかカップルの修羅場になるのか分からないけど、
一応結婚の話からみなのでカップルかな?
ことの起こりは数年前。

妹子 私 実家住み
兄男 一人暮らし
恋子 兄の恋人
浮子 兄の浮気相手
本男 浮子の婚約者 高スペック

兄は会社員で一人暮らしだった。
私は親に頼まれて、
たま~に差し入れ(食べ物とか服)を実家から兄の家へ運んでた。
兄に恋人がいるのは知ってたが、会ったことはなかった。
たぶんタイミングが悪かったからだと思う。
私は平日に休みがあるが祝祭日はからなず出勤。
兄の恋人は土日が休みなので兄家で鉢合わせしなかった。
親に頼まれて母手作りの惣菜詰め合わせを持って兄の家に行くと女性がいた。














兄のOKを貰ってるし実妹とはいえ、
合いカギで勝手に入ってくるのはあまり良い気はしなかったのか
「あんた誰?」と咎められた。

うっわ~キツイ恋人だな~と思いつつ
「はじめまして。兄男は不在ですか?」と聞いた。


349: 修羅場家の日常 2011/12/21(水) 12:19:43.54 ID:MPbusopy0

じろじろ見られるし感じが悪すぎたので、
こちらもムッとしてそれ以上しゃべらなかった。
聞いてないのに
「私、浮子っていうの。あんた恋子さん?ふうん、話と違うね?」と言われた。

恋子さんて誰だ?とも思ったが、
まともに相手する気になれなかったので黙って荷を解いてた。
「てかさ~なんか言うことない?」と言われたが
言うことなんか思いつかなかったので黙ってた。

それに腹立てたらしくいきなり怒鳴り出した浮子が
荷の中からタッパーを取り出して中身を流しに捨て出した。
「何するのよ!」と私が怒ると
「こんなんで男の気持ち繋ぎとめようとかバッカじゃない?」とか言い出した。

「繋ぎとめるもなにもうちの母の親心でしょ!」
「はあ?母親がかりで男にすがってんの?あんたの母親もバカ?」
「すがるって意味分からん」
「あんた母子家庭っしょ?兄男さん逃したら大損だもんねえ」
「うち、父親居るけど?」
「ああ、離婚なんだ」
「離婚もしてないし。何をわけ分からんことを・・・」

かなり強い口調で
言い合いの修羅場になったところで兄が呑気に帰ってきた。
私と浮子を見た途端、
ヤベって顔になったが、流しの惣菜を見た途端
「あー!俺の好きなやつ。私子!なんで捨てんだよ!」
「私じゃねーよ、あんたの女の浮子が捨てたんだよ」

すると浮子が
「私じゃないわよ、恋子が捨てたのよ!」と私を指さして兄に訴えた。
兄は「恋子?恋子来たの?いつ?どこ?」と大慌て。
さすがに浮子もあれ?と思ったのか、「じゃ、この女誰よ?」
「俺の妹」「マジで?」「そう」
浮子はうそでしょとかブツブツ言ってたが
「なんか誤解があったみたいね。妹ちゃん?かわいいね」と豹変した。

そして「なんだか妹さん誤解してるみたいだからフォローしててね」
と言いながら小走りで出て行ってしまった。
「兄ちゃん、あれが恋人?」
「いや、なんていうか・・・」
兄の恋愛事情なんかどうでもいいやと思ったのでそのまま帰ってきた。


350: 修羅場家の日常 2011/12/21(水) 12:20:21.33 ID:MPbusopy0

後日、
兄が結婚したい相手を連れてくると言って女性を伴って帰ってきた。
うげ~、あの惣菜捨てた女が来るのかとげんなりした。
玄関先で挨拶してから、両親・兄・彼女の4人で応接室という予定だったので、
一応玄関に挨拶だけしに行った。

彼女の顔を見ると前鉢合わせした相手と全然違うのでびっくりして
「え?こないだ兄家に居た人と違う人じゃん」と思わず言ってしまった。

兄「な、何言ってんだよ、恋子だよ。な?な?もうお前向こう行け!」
私「いや、浮子って名乗ってた」
兄「いいから行け!」

すると恋子さんらしき人が
「兄男さん、浮子さんって?あの人?家に来てたの?」

両親は訳が分からなくて
「とりあえず玄関先でもなんだから・・・
妹子、後で話を聞くかもしれないから和室にいなさい」
恋子さんとどういう話があったか分からないが、
恋子さんが帰った後家族会議。

その前に「先に俺と話そう」と兄が言ってきたが
「二度も同じ話するのは面倒だから、まとめて話す」と言って拒否。

すると兄が「何考えてんだ!俺の結婚を壊す気か!」と怒鳴り出した。
「結婚壊れるようなことしてんの?」と聞いたら黙り込んだ。
とりあえず、両親&兄の前で先日あった浮子のことをそのまま話した。

父「そもそも浮子さんとはお前の何だね?」
兄「同僚です」
母「どうしてあなたの同僚が妹子に怒鳴ったりお母さんの惣菜を捨てるの?」
兄「たぶん妹子が失礼なことをしたんじゃないかと」
私「してない」
一応実家に挨拶へは来たが、
具体的に婚約という話もしなかったし
ここで親がしゃしゃり出るのもどうかという話になり
父「反省して誠実に対応するように」
兄「分かりました」
という状況になった。


351: 修羅場家の日常 2011/12/21(水) 12:21:29.58 ID:MPbusopy0

すると数日後、我が家に内容証明到着。
兄宛なのを母がうっかり開封してしまった。
差出人は、浮子の婚約者と名乗る人物から。

悪戯にしてはやりすぎだろうということで、即弁護士&兄召喚。
アホな兄は、
何度か相手側からの連絡を受けながら放置してたらしい。
「だってもう浮子とは別れたし終わったことだし」だそうだ。

ただ浮子の婚約者はそれなりに高スペックらしく、
浮子との婚約も婚約披露のパーティするくらいのものだったらしい。

その披露パーティの後も浮子と関係してて、
しかもそのパーティに兄も恋子と出席してたらしい。

結果、裁判にはならなかったけど父は兄を伴って先方に謝罪&慰謝料。
母は態度は普通にしてたけど
ほとんど黒かった髪が3割ほど白髪になってしまった。

で、今年に入って恋子さんが浮子の元婚約者と結婚したと聞いた。
兄が時々実家に帰って来てはやけ酒を飲んで浮子にたいしての愚痴を言ってた。
あいつがいなければ今頃恋子は俺と、とか、
母子家庭の恋子を幸せにしてやりたかったのにとかブツブツ。

母は一連のことがあってから兄に対して激昂したりしてなかったけど、
「自分の家に帰りなさい。
もう一度一人で自立と自律ということをよく考えなさい。
これいじょう母嫌に情けない思いをさせないで」
と兄に言って、そのまま数日ほとんど自室から出て来なくなってしまった。

今は、普段通りにしてるけど。
出て行く時兄に「お前のせいで」と舌打ちされたが
「どの辺が私のせい?」と聞くとさっさと行ってしまい、
あれから一度も実家に現れていない。


353: 修羅場家の日常 2011/12/21(水) 12:57:23.24 ID:+cspmzZA0

>>351
終り?乙でした
巻き込まれたんだね


367: 修羅場家の日常 2011/12/21(水) 16:36:07.22 ID:BHj07u4B0

>>364
幸せは数値化出来るものではないが

不幸な女が好きな男は、お互いを尊敬し合い、
二人三脚で幸せを築くという思考回路がない
尊敬される俺様が◯◯してあげてる、というポジションが好き

不幸な女はスタートが15くらいで30に上がったら幸せになったと錯覚してくれる
普通の女はスタートが60くらいで80↑にしてやらないとならない

甲斐性がない・器が狭いアホほど
不幸な女といた方が感謝される優越感に簡単に浸れるんだよ

だが何せ人間は慣れる生き物だからな
30でいつまでも感謝されるわけもなく
不幸な女だけに家庭や情緒に問題があったりするわけで
遅かれ早かれ初代不幸な女が重くなって来て、
次の不幸な女を探し始めるのがオチ


370: 修羅場家の日常 2011/12/21(水) 17:44:45.37 ID:rd/XulFA0

>>351

恋子さんが浮子の元婚約者と結婚したのもメシウマだが、
自業自得の兄にその都度、
冷静に強気に返せるあなたにスッキリした。